Nikeのイノベーションの新時代を象徴するエア ヴェイパーマックス。

クッショニングイノベーションデザイナーを務めるザカリー・エルダーは、「Airのデザイン哲学を完全に変えたシューズ」と語ります。

ヴェイパーマックスでデザイナーたちが目指したのは、本当にAir (空気) の上を走っているような感覚。

目標達成のため、まずはアッパーに直接取り付けられるAirユニットの再構築に取り組みました。

「ここが最大の課題だった」と振り返るのは、シニアフットウェアデザイナーのトム・ミナミ。

試行錯誤から、画期的な発明が生まれました。

「ミッドソールやソックライナーを使わないことで、まったく新しいAir感覚が得られた」とはミナミの弁。

ソールにできる限りAirを入れようと努力した既存のエア マックスとは異なり、ヴェイパーマックスではAirを効率的に活用することに焦点が置かれています。

「足が着地すると、それぞれのラグがAirユニットに押し付けられて圧力がかかる。

足を地面から離すと圧力が開放され、あの弾むような感覚が生まれるのです」と説明するエルダー。

発案から販売まで7年の歳月を要したシューズの誕生を、2人は興奮気味に語ります。

そしてエルダーは語ります。

「本当に自信を持ってお薦めできるシューズです。

Airにとっても、Nikeにとっても、この新しいアプローチは大きなターニングポイントになるでしょう」Nike Flyknitテクノロジーが生まれるきっかけとなったのは、足にぴったりとフィットした (素足のような) 履き心地のシューズを必要とするランナーからのフィードバックでした。

Nikeでは、プログラマー、エンジニア、デザイナーを集めてチームを結成。

4年の歳月を費やし、耐久性に優れながら、足を包み込む構造を持つニットアッパーの完成に必要なテクノロジーを開発しました。

その後さらに改良を重ね、一枚の層でサポート力、柔軟性、通気性を的確に発揮させることに成功。

羽のように軽量で足の形状にぴったりとフィットする、ほぼ継ぎ目のないアッパーが完成しました。

かつてない精巧な構造で履く人の能力を最大限に引き出し、さらに従来の裁断・縫製に比べ素材の廃棄量を平均で60%削減。

Flyknitシューズ一足あたり再生ペットボトル6本分を使用し、最終的にごみとして埋められていた数千トンもの素材を節約しています。

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税込価格 29,800円